そもそも虫歯の原因とメカニズムについて書いてみたいと思います。
というのも虫歯になる人と虫歯にならない人が世の中にはいます。
自分はあまり虫歯にならないほうです。
でも子供は虫歯だらけです。

なんでなんだろう?何が違うんだろう?

と思っていろいろ調べてみました。
その結果を書いてまとめておこうと思います。

虫歯の原因はミュータンス菌があるから?ないから?

虫歯の原因はかつてはミュータンス菌が原因だと言われていました。
絵本やアニメでみかけるヤリを持った悪魔の絵です。

その菌が口の中にあれば虫歯になるし、無ければ虫歯にならない。
だから歯を磨いてその菌を洗い流しましょうというために歯磨きをしていました。

しかしこの考え方は昔の話です。

いまはこのミュータンス菌というものは誰の歯にも存在し、あるから虫歯になり無ければ言いと言うものでもないことがわかってきています。
では虫歯の原因がミュータンス菌ではあいとすればいったい何が原因なのでしょうか?

真の虫歯の原因といわれている脱灰(だっかい)とは

虫歯の原因はこの脱灰が原因だと言われています。

脱灰とは口の中は主にアルカリ性なのですが、物を食べたりするとその食べ物が酸を出し、酸性に傾いていきます。
その結果、酸で歯が溶けてしまうのです。これを脱灰と呼びます。

これが原因で歯が溶けて虫歯になる仕組みが最近わかってきました。
なので、口の中をできるだけアルカリ性に保つことが重要だと言うことです。

再石灰化とは

脱灰してもすぐに虫歯にはなりません。
それは誰もが物を食べますしジュースも飲みます。

それで脱灰した後に、口の中では再石灰化といって歯が自動で作り直されています。
歯からミネラル成分が溶け出しても唾液はアルカリ性なので、それによって中和してくれます。

口腔内を中性(pH7.0前後)に戻し、健康な状態に維持してくれます。
また唾液中にはカルシウムが含まれているので、それで歯が形成されていきます。
この脱灰と再石灰化のバランスが崩れると虫歯になることがわかっています。

口の中は食後約30分の間は酸性が強いと言われています。ですので、食後、30分経ってから再石灰化が働きます。
このときにまたアメをなめていたり、アイスを食べていたりすると再石灰化ができません。

ですので、食後はあまり物を食べずに唾液に任せて再石灰化をするのがベストだと言えます。
よく、食後すぐは酸性が強いので歯が傷つきやすくなっているので歯磨きはしないほうがいいというお医者さんもいます。
これは歯磨きした方が良いという人としないほうがいいという人に分かれているのでなんともいえない状況です。

歯医者さんの中には夜歯磨きをせずに朝歯磨きをする人も多いです。
ということは、寝ているときに虫歯が形成されると言うのも嘘で、なにより脱灰(だっかい)の時間を減らして再石灰化をさせるよう心がけていれば良いことになります。

まとめ

虫歯は一度なると一生治らない、だから歯を削るしかないというのがいままでの常識でした。
ですが最近は脱灰よりも再石灰化が進めば虫歯は自然治癒するというのが科学的にわかってきています。

なので、虫歯を放置することは決して悪いことではなく、
むしろ歯を削るというほうが大事な歯をなくしていますので、
問題だと言うことです。